■第25号 「私達の、shining☆days」
 (2005/12/23)


部: 酒だ!
   ありったけの生中を持ってこい!
(ジード調)


ひ: まったく、いつもいつも原稿が終わった途端にこの有様…。
   他にやることないんですかい?


部: やかましいぞヒロミ!
   俺は酒と加賀屋のもつ焼きが大好きなんだ!
   好きなことをして何が悪い!入稿はすでに済んだんだぞ!
   今は悪魔が微笑む時代なんだ!


ひ: …いや、別に悪かぁないけどさ。
   そんなにバカスカ飲み食いしてていいのかい?
   この前も腹さすりながら、リアルでバルーン・ボムができる
   体型にならないようにしなきゃ、って心配してたじゃん。





部: …ぬっ、忘れぇい!
   そのこと忘れねば、今この場でうぬらを叩き殺す!


ひ: …まあ確かに、入稿後からイベント当日までの
   この時期はわりかしノンビリできる期間ではあるよね。
   ここはひとつ、久々に何かゲームでもやりこんでみると
   いうのはどうかな?


部: ふむ。
   ここしばらくはゆっくりとゲームやる余裕がなかったからのう。
   せいぜい、原稿の合間の気分転換にニンジンを食ってた
   くらいか。

※ニンジンを食う…「ヴィオラートのアトリエ」をプレイする、の意。


ひ: 一時期やりこもうと志した剣サムも、おいそれと
   プレイできる環境がなくなってしまったために頓挫してますしね。


部: まあ、店側がきぞってKOF11に鞍替えしたせいなんだがな!
   ふんだ!みんなそんなにアッシュが好きなのかね!


ひ: 北斗ゲー界の救世主たるかと期待された新作、
   格ゲー「北斗の拳」も発売されたけど、どうにも
   モヤモヤする出来ばえなんだよね…。


部: 北斗とギルティという異色のコラボレーションを試みた結果、
   北斗ファンにとっても格ゲーファンにとっても
   微妙な評価になってしまったようさのう。


ひ: まあ北斗ゲーが微妙なのはいつもの事だから
   細かい内容に関しては今更どうとも思わないんだけど、
   ひとつだけ今回のアレには許せない点がある!


部: ほほう。


ひ: それは…マミヤをプレイヤーキャラにしたことだ!(クワッ)


部: ……何をいまさら。
   マミヤがケンとかラオウとかと互角に闘えるのはおかしい、とか
   散々言われてることじゃないかね。


ひ: 喝!!


部: うおっ!
   いきなり拳盗捨断なぞ繰り出すとは…。
   何がうぬをそこまで熱く…!?


ひ: 強さがどうこうとか、そんなことはゲームなんだしどうでもいい!
   問題なのは、製作側が北斗ワールドにおける女性観、
   ひいては「北斗の拳」の重要テーマを理解してないっぽいことだ!


部: 北斗の重要テーマ、つーとそれはもちろん…。


ひ: そう!「愛」だ!
   思い出してもみたまえ、あのレイの名台詞…

「こんな時代だ、男達の命は短い…
だが女は子を産み、そして語り継ぐ…男の戦いの物語を!!」


   これを完全無視してマミヤを戦いの中に放り込むなぞ、
   マミヤの幸福のために命を賭したレイに対する、これ侮辱!


部: あー、まあそういう考え方もあるかもなあ。
   でもまあ今時の格ゲーだし、女キャラも必要だったんじゃないの?


ひ: ひ、一言で片付けないでいただきたいッ!


部: まあそれはそれとして…ちょっと気になったんだが
   アル○ディアの技表とかを見ると、

  

   百裂拳が軒並み「百烈拳」と表記されとるようだが…
   最近はこういう字で書くようになったのかい?


ひ: …いんや、ゲーム中だと普通に百裂拳になってるよ。


部: なんだ、いつもの誤植かぁ。
   こういうところは昔から変わらないんだな。
   てっきり、「クリスタルボーイ」が「クリスタルボゥイ」に、
   「特殊偏光ガラス」が「ライブクリスタル」に
   いつの間にかオフィシャルで変更されていたように
   公式設定の変化があったのかと思ったよ。


ひ: おお、コブラですな。
   久々のガンシューってことで、こっちはかなり好感触ですな。
   我々としては。


部: 最初は、1面ごとにコンティニューさせる仕様に
   ちょっくらビビったけどね!初プレイ時なぞは
   200円の店ならプレイ代+カード代だけで、いきなり
   4クレジットも取られちまうわけだし!
   サラリーマン時代のコブラ(ジョンソン)のボーナスの
   半分以上の額だぞ!




ひ: …クレジットの意味合いが全然違いますがな。
   そもそも、7クレジットでいくらぐらいなんだって感じだし。


部: あとは…ガンコンの形、かなぁ。
   あの中途半端にサイコガンのデザインなのがちょっと、ね。


ひ: やっぱ左手に装着して、ってのは無理だったみたいだね。
   まあ、あのデザインだと通気性皆無で
   普通に蒸れたりしそうだしね。


部: それにアレだ、よくよく考えてみれば左利きの人しかマトモに
   プレイできないスタイルだしな。うっかり装着する手を間違えようものなら、
   コブラになりきったつもりがただの右手に連射ブラスターの人に
   なっていた、ってな悲劇も考えられるからのう。




ひ: あちゃー、それだけはカンベン願いたいっすね。


部: そういうことだ。
   …まあ、ともかく!確かにコブラはしばらく楽しめそうな
   ゲームではあるが、なぜかここ船橋ではプレイできる店が
   見つからぬ!


ひ: 頼みの綱のゲームフジに入ってないとなるとねぇ。


部: さすれば!
   新作の格ゲーがことごとくプレイ不可の我らにできることは
   これすなわちシワ枯れたサードの対戦を延々とやる事のみ!
   さぁかかってこい!うぬの全霊のハンマーマウンテンを
   ぶつけてくるのだ!奥義を尽くさねば俺は倒せぬぞ!


ひ: うム…!結局こうなるさだめか。
   まだ当分は、旧作の呪縛から逃れられそうにもない、な!


部: つーわけで、今年も良いお年を!





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