■第16号 「ベルカナ再戦慄」 (2004/02/17) 部: ヤァヤァ皆みな様方、 あけましておめでとうござりマスです(極めて抑揚なく)。 ひ: いやあ、こうも久々に更新しようとすると… なんかやりにくい感じだね。 部: む。しばらく講義をサボった後、 久々に大学に行こうとするとカナ〜リ足が重く 感じたもんだが、あの感じに似ているな。 ひ: さいで。時に、夏コミの申し込みは無事に済みましたか? 部: 当然の結果です!夏コミは締め切りに余裕があるし、 サークルカットもこれこのとおり、いっちょアガリー(小鉄)! ってなもんで完成してるゼ! ひ: ふむ…って、なんでまだ申し込み書がココにあるわけ!? 消印、今日までじゃん! 部: ………し、しまったーーッ(95クラーク調に)!! カットを描いた時点で、全ての手続きが済んだかのように 錯覚してしまってター! ひ: こここうしちゃいられねェ! 最寄の郵便局までマキシマムスピードじゃあ〜! (移動中) 部: 何とか営業時間に間に合ったみたいだが… 誰もいないぞ!? ひ: 見て部長!受付の端末に、何か映ってるよ! これは…「間違い探しクイズ」! 部: どうやら、これをクリアしないと申込みはできないようだな! <説明おじさんのクイズ説明コーナー> 2枚の絵の違う所を全て探しだせるかどうかで、 ストーリー展開が変わります。 ではクイズ開始! 部: うぬう、まずは…持っているエモノが違う!(ピローン) ひ: おお、いいぞ部長! 部: それから…エモノを持っている手も逆だ!(ピローン) ひ: その調子、その調子! 部: そもそも、性別が違うし!(ピローン) ひ: もう少しだ! 部: つか、ぜんぜん違うじゃねーかバカヤロウ!(ボガーン) ひ: ノルマクリア!(でででんでんでんでーんでん、ででで) 部: つまらん汗をかいてしまった! (ネクタイを解き、ガッツポーズをとりつつ) ひ: …とまあ、ネオ&ジオごっこはさておきまして。 部: 何だかんだで申し込みは無事に済みましたゆえ、 安心めされ〜い。 ひ: ふーよかったよかった。 ところで、最近のネオゲオ情勢はどうスか? KOF2003はやってますかい? 部: う〜む、今回は対戦にカツリコンとのめり込むほどには 魅力が感じられなくてな〜。さしあたりEDくらいは 見とくか〜とばかりにCPU戦をちょろちょろと やっちょるわけだが、ラスボスがこりゃまたキツくてナ。 ひ: ラスボスって、あのクリザリッドがゴツくなったよ〜なヤツだよね。 奴に関しては、フライングボディプレスを装備しているのが 最大の特徴だね。 部: ボディプレス装備のボスなぞ、クラウザー様以来じゃないか? 遠い間合いでは石柱やバッドストーン(コーディー)で ゴリゴリと削り、ダッシュからの投げと画面全体攻撃で 瞬殺というKOFボスお決まりの極悪ぶりを遺憾なく 発揮しまくっておられるわけだが、あのジャンプ攻撃は どちらかと言えばフライングボディっつーより フライングスモウプレスって感じのモーションだろう。 ひ: そしてスモウプレスといえば、今年の注目株はやはり スーパー頭突きと払い蹴りを体得した 雛子でキマリでしょうかね? 部: まさしく。 いまだ未熟ゆえ、ドゥヲースコーイとゼロ3ホンダ調に叫びつつ 地面と平行に画面端までカッとぶにはいたっておらんが、 いずれ功が成れば百裂バリアとおかまキックで地上戦を 制圧し、安易な飛び込みはもれなく弱ドスで撃墜するという スモウレスラー兵法のグローバルスタンダードを 実践できるようになるだろうて! ひ: こ、怖ェ!安定強キャラじゃないスか! 部: とまあそゆことで、 SHD的に2003は相撲ゲーという様相を呈しているな。 ひ: 家庭用に移植する際には、 ぜひ追加キャラで暁丸あたりをいれて欲しいネ! 部: …にしても、今年のベニマルはコスチュームの テンパり具合が凄いよな〜。 いよいよもってカタギの人とは程遠いって感じだ。 ひ: 今回、なにげにユリが新規グラフィックになってたりと ビメルな変更点がそこここに見受けられるけど、 そのあたりの感想はいかがですかい? 部: ユリっちに関してはなんつーか、2001以降っぺえ グラフィックになったなあってのが率直な感想でR。 悪くはないと思うがね。 ひ: レオナはどんな感触ですかい? 今年は例年に比べるとイメージチェンジが 激しいっぽいけど。 部: まず、一新されたボイスがイマイチングしっくりこないのが 惜しい感じかな。あと、何ボタンカラーかは忘れたが ピンクっ服にパツキーンというアレな組み合わせは ちとどうかと思ってしまう今日この頃。 ひ: …まあ、ヘンな色が混じってるのは今回に 始まったことじゃないけどね。ボイスといえば、今回は ボイスが全体的にリニューアルされてるよね? 最近のシリーズにしちゃ、これはスゴい事なのでは? 部: まあ…SVCの時はそうも思ったが、今回に関して言えば 「変更せざるを得なかった」ってのが正解なのではなかろ〜か。 ひ: どゆこと? 部: 今回ってタイムが途中でリセットされない関係上、 全体的に技の演出が短くなってるっしょ? コレに今までのボイスをそのまま使うと、声が技に ついていけてねえという状況がおこりかねないと 危惧したのではと邪推してみたがどうか。 ひ: ああ、そいや大破壊投げの叩きつけ回数が 半分になってたりしてるね。言われてみれば、山崎の 「いっぺん死んでこ〜い」とか妙にアッサリしてる 感じだなあ。 部: そうじゃろう。 まあ根拠のない予想ではあるが、ボイス撮りの際に 「必殺技関係のセリフはテンポ早めでおねがいしゃっ!」 とか指定があったのじゃろうて。 ひ: まあそれでも、ぜんぜん自然な部類だし いいんじゃないスかね? 我々の崇めるムチャ早口ゲーの御神体であられるところの、 「美少女戦士セーラームーンS 場外乱闘!?主役争奪戦」 には遠く及びませんぜ。 部: これはしたり!ピンクシュガーハートアタックだとか シュープリームサンダードラゴンだとか、 ただの飛び道具にクソ長い名前が付いている上に それをいちいちフルネームで叫ばせるから 目も当てられんことになっておったのう。 ひ: そのくせ、技の硬直は02アテナのサイコボールなみと きてますからね。対戦で飛び道具の打ち合いなんぞ した日にゃあ、波動コマンドをミスるのが先か、 キャラクターが舌かんで死ぬのが先かって風情でした。 部: ボイス自体を1.5倍くらいで再生してる感じだったからなあ。 ネオジオ早口の雄と言えばADKだけど、アレを聞いた後だと カーン様の「モンゴリアンダイナマイトッ!」も霞んで見える始末。 ひ: …まあ、早口談義はこのくらいにしましょうや〜。 結論としては、下段ベノムを会得したキングさんが 勢いあまってアンダーアーモンドとか叫ばなくて よかったなあ、つーことで。 部: うむ。 今年の格ゲー業界がどうなっていくかはわからんが、 サム零スペシャルもさっそく発売決定したし、 今年もネオジオゲーがたくさん出て 僕らをウハウハさせてくれる事を切に望む次第。 ひ: さしあたり、家庭用で出すらしい ポリゴンKOFが非常に気になるね。 部: 今回はプレステ2なんだし、 デドアラくらいのクオリティーでやって欲しいね。 キャラ人数も、KOF2000なみの数でな。 ひ: …絶対ムリ。 部: ともかく! 昔コリアソで企画されてた「KOFオンライン(仮)」みたいな ゲームじゃなければ多少のことは目をつぶる準備が ないこともないZO!ポリゴンゲーになっても、 そこそこ遊べるゲームに仕上がる可能性は なきにしもあらずじゃからのう。 ひ: 「甦りし蒼紅の刃」みたいに、独自の路線を つっぱしった方がいいのかもしれんですな。 思うに、ハイパーネオジオの餓狼や侍魂がすっころんだのは 従来の格ゲーのスタイルにとらわれすぎてた故に 中途半端な出来になってしまったためなのでは? 部: すると、成功を収めるには非常に大胆な発想の転換が 求められるわけか。 キャラの動きをモーションキャプチャーで表現するとか、 レバーとボタンの役割を逆にしてみるとか。 ひ: なんか不吉な例だけど、 そのくらい豪快な試みがあってもいいかもね。 当たってくだけれ、そして死ね〜い! 部: 砕けてもらっては困るが、ともかく… ネオジオ最高! そんなこんなで、今年もよろしく! ←前号へ 次号へ→ メニューに戻る |