■第11号 「回顧録・あの頃のSHD(2)」
 (2003/07/25)


部: さて、気をとりなおして話を続けるですよ。


ひ: 色本から半年後、99年の冬コミに出したのがコレでしたな。




部: おお、レイチェル本。
   なつかしいなあ、たしかアキバでPCエンジン版の
   マーシャルを買ったのがコトの始まりだったっけ。


ひ: ハードの性能上、シャドーアタックの半透明処理が
   再現できなくて点滅でごまかしてたりと、
   実に涙ぐましい移植だったよね。
   この時はコピー本でもPCエンジンっ娘特集をしてるあたり、
   当時のSHDの流行が偲ばれますな。


部: 実際問題、レイチェルは格ゲー史上でも屈指のエロさだと
   思うのじゃよ。特に、エンディングの水着なんかすごすぎ!
   こんなキャラデザにGOサインを出した当時のコナミは、
   まっこともって敬服するに値する!


ひ: ところで、「フィスト」って何のゲームなの?


部: それから、オープニングでジンのジャンプ攻撃を
   渾身のしゃがみガードで迎え撃つゴルドーが
   実に印象深かった!


ひ: ゴルドーはいいから、「フィスト」って…


部: うるさいッ!
   くらえ火遁の術ファイオーーーッ!!


ひ: ミギャーーッ!
   そ、それ何か違う…(ガックリ)


部: てんばつてきめん!話をすすめるっしゃら!




ひ: 表紙に巻数が書いてないから分かりにくいが…
   忍法帳4だね、これは。


部: ウップソと青い娘ちゃんのやつかぁ。
   表紙にはつい青い娘ちゃんを描いちったけど、
   いちおうメインはセーラ姉さんだったんじゃよ。
   あの人、設定資料とかを見ても髪型が毎回微妙に違くてなあ。
   いったいどれを信じればいいのか、悩まされた記憶があるよ。


ひ: 巻末に掲載されているキレGスポーツ略してキレスポによると、
   なんとこの時に初めてキレGの名前が確立したらしいぞ!


部: 人が真面目に過去を振り返っているというのに、
   どうでもいい情報を声高に語るんじゃない!
   ……っつーか、それまでって何て呼んでたんだっけ?


ひ: 普通に、「G」って呼んでたような。


部: ハウスオブザデッドっぽくてかっこいいな…。
   なんで「キレ」が付いたんかなあ?


ひ: すぐキレるからってことはないし…
   頭がキレるからってことでどうでしょうか?


部: Gーッ!オーバーゼアーッ!


ひ: ハウスオブザデッドはいいから!
   …キレGといえば、パンチマニア攻略本を作ったのも
   このときでしたな。


部: あの時のキレGのやりこみようは凄まじかったのう。
   公式サイトのインターネットランキングなんかも参加してた
   みたいだが…結局どうなったのかな?


ひ: 最終的には中級編で全国10位にランクインしてましたぜ。↓




部: おお、足利サンライズスポーツ!実に懐かしい。
   プレイヤーコメントも実に基本に忠実だなあ。


ひ: ほんと、キレGっぺえですな。


部: さあ、さくさく話を進めようではないか。




ひ: 2000年の冬、忍法帳5といえば…やはり思い出すのは
   SNKの倒産でしょうなあ。


部: 今後は永遠にねおじおにさよならしなければ
   ならないのかとだいぶ気をもんでおったが…まったく、
   人騒がせな会社よのうぉ〜。


ひ: まあそれはそうとして、内容的にはヴァネ奥様の
   わきの下マンセーな本に仕上がっとりますな。


部: うむ。思えば、この奥さんあたりから
   部長くんのステータスに 
「○ わき」 が加わったね。
   ちなみに、他の属性としては

   
「○ おっぱい」
   「○ ふっきん」
   「○ ツリめ」
   「× つるぺた」
   「× レズもの」
   「× てんねんキャラ」
   「× かんこくさんゲーム」


   などがあるわけだが…。


ひ: はいはい、次いきまっせー。


部: さ、最後までしゃべらせてくで〜。




ひ: 忍法帳6といえば、雰囲気的にはSHDネオジオ総決算っぽい
   感じだったかと。


部: まあこの時点でKOFの続編が出ることは知ってたけどね。
   やっぱSNKがなくなったのは寂しかったなあ。
   なにげなくバイスが4ページほど出てるけど、バイスで
   えろ漫画描いたのってまだこれだけなんだな、考えて見ると。


ひ: そういえば、ずっと気になってたんだけど…。
   裏表紙に唐突に書いてある、



   これぁいったいどういう意味なの?


部: これはだねキミ、当時の「バキ」がちょうど
   ドリアン編のあたりでなあ。


ひ: はあ。


部: そのころのドリアンと言えば、加藤に人中を殴られて
   片手をついたり、烈に5ページに渡るほどの勢いで人中を
   殴られたりと、これがまた実に人中フィーバロン状態で…


ひ: 聞くんじゃなかった。


(また続く)





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