■第10号 「回顧録・あの頃のSHD(1)」
 (2003/06/20)


部: とりあえず、夏コミ当選を祝ってカンパーイ!


ひ: ガンパーイ。


部: ただでさえ仕事とかで忙しいにも関わらず、なかなかに
   カツカツなスケジュールを立ててしまったゆえ、今月は
   SHD通信のネタを仕込むヒマがまったくございません!
   さあ、どうする!?


ひ: どうするって……行き当たりばったりなのはいつもの事だし、
   ヒマがないとか言いつつこうして船橋駅前のもつ焼き屋で
   酒かっくらっている我らなわけなんだが…だいたい、
   どうしてそんなにハイテンションなんスか?


部: 追い込み時期のナチュラル・ハイというヤツかな。


ひ: はやっ!まだ6月なのに。


部: だまりなさい!取り掛かりが早すぎて損はありません!
   私は常に前を見て生きてゆきたい!
   座右の銘は「人生駆け抜ける嵐」!これで決まり!
   当然ひろみ君も、原稿は進んでいるのだろうね!?


ひ: 昨日は「機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ」の
   ロケテストを見に行ってました。


部: ききききっさまーッ!


ひ: わわわ、ウソじゃよウソ。落ち着きなされい。
   生き急ぐ気持ちはわかるが、たまには立ち止まって
   過去の自分を振り返ってみるのもまた一興ではないですかね。


部: ぐむう。


ひ: ちょうどここに、完結したばかりの「排除忍法帳」が
   1から10まで揃っております。そこで今回は
   今までの同人活動の思い出など振り返りつつ、まったりと
   飲んでみるというのはいかがでござんしょうか。


部: ん〜…まあ、それもよかろう。
   どーれ、ちょっくら見せてみい。



部: おお、忍法帳1だネ。現物をみるのは久々だなあ。


ひ: しょっぱなからレオナ本ってあたり、この時からすでに
   サークルの方向性は決定してたみたいだね。


部: ちょうどKOFも98の時で、青い娘ちゃん強まりの
   黄金時代だったからネ。


ひ: 「SHD」が、なんとか排除同盟の略称だとか書いてあるね。


部: そんな同盟は記憶にないなあ。「SHD」はあくまで
   「スクリューはめ同好会」の略だと言ったはずじゃが。


ひ: なんスか、そのいかがわしい同好会は。


部: ローキックスクリュー、地獄突きスクリュー、足払いスクリュー、
   はてはトーキックスクリューなど、各種スクリューはめを
   気分で使い分けて遊ぶ会だ。


ひ: やな同好会もあったもんだなあ。どうせなら
   「穿弓腿はめ同好会」の方がいいのでは?


部: そっちの方がよりひどいと思うんだが。


ひ: まあそれはともかく、この頃といえば
   「表紙に付着した謎の粉」に苦しめられた時代だったよね。


部: ああ、そうだった!なんかコミケ会場で開封したら
   表紙にうっすらとインクの粉みたいなのがついてて…。


ひ: 触ると手は真っ黒になるわ、こすれて表紙は汚れるわで
   大変だったなあ。


部: 表紙に加工を入れるようになってからは解消したけど、
   当時はスペースに並べる前に一冊一冊てぬぐいで
   拭き取ってったけなあ、汗だくで。
   当時コミケで買ってくださった方々で、
   「なーんか薄汚い本だナ」とか思った人もけっこう
   おられたと思いますが…そういう事なんです、ハイ。


ひ: まあそれはいいとして…次はコレですな。




部: ああ、色本か。
   脅迫状…もとい、熱烈な色ファンからのお手紙を頂いた
   記憶がまるで昨日のコトのように…ううっ。


ひ: 確か、「色を汚すような漫画を描くな」とかなんとか
   そんな内容だったっけ?


部: ……まあその、なんだ。この件に関しては
   あまり触れたくないなあ、ボク。


ひ: 色といえばエスカプなわけだけど、発売が楽しみだネ。


部: おお、ナイスな話題の切り替え。
   そうそう、ああ早く色を使いたいなあ。


ひ: なんか「デミトリが出る」とか、「ゲーニッツが出る」とか
   いろいろうわさが流れてるよね。


部: 風雲のハヤテが出るって噂もよく聞くわけだが…。
   今までの流れから考えると本当にやりそうで怖いのう。


ひ: 確実に言えることは、我々のまじめ予想は
   完膚なきまでに大ハズレだったってことだけですな。


部: 話は変わるが、以前に某大手ショップで
   「排除忍法帳1&2、大量入荷!」とか
   デカデカと謳ってたのを見つけたのだが…。


ひ: えっ、いつの間に増刷したの?


部: 不思議なことに、部長くんにもそんな覚えはないのだよ。
   世界に200冊くらいしか存在しないはずの1&2を
   いかようにして「大量に」入荷したのか、
   非常に気になるところだね!プンプン!


ひ: まあまあ、注目してくれてる方々がいるんだと思えば…。


部: う〜ん、このあたりの本はもうあまり人目に触れさせたく
   ないってのが本音だったりするんだけど。


ひ: …なんか、こうして振り返ってみると
   ほろ苦い思い出ばっかりだなあ…。


(続く)





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