マキーネ(女アンドロイド)のデザインはそのまま拝借(笑)、主人公の男側はまんま趣味丸出しで
偵察隊員は全員ヴェトナム装備でした。 イキュイプメントなどのソフト関連は資料も充分だったの
ですが、戦車やヘリなどのハード方面が、殆ど資料も用意せず「ほぼうろ覚え」で描いたのが悔や
まれます。 直しも随分入れにゃ〜。
そいえば最近は原稿に写植も貼らなくなったみたいで、帰ってきた原稿がどこか寂しいです(笑
ここいら辺りがウチでは写植が貼ってある最後の原稿でしょうか。
■2006.06.07(水) 「スリーメン・ハンティング」
前述していた原稿がコチラ、「スリーメン・ハンティング」です。
松文館から発行されていた雑誌、「マンカイ」「キカスマ」に掲載されていました。 ご存知の方が
いらっしゃいましたら嬉しいですね。
原作となる清水氏の読み切り「APACHE’95」(ヒット出版社刊「清水清のHな本!」収録)では、
金や技術力は無いが男(兵士)は売るほどある国と、男はいないがずば抜けた技術力を持つ国
がしている戦争の話です。 その中で新型の女アンドロイドを男の兵隊どもが××しちゃう話なん
ですね。
一方俺の漫画の方では時が十年以上経っていて、清水氏が描かれていた××なシーンを
子供の頃に盗み見てしまい、それがトラウマとなってしまった偵察隊員の話です。 ちょいと暴露
いたしますと、実はこの物語、雑誌掲載時で完結しておりません。 止むに止まれぬ事情があり、
掲載が途中で打ち切られていたのです(^.^; まだタイトルの本当の意味が分かる所まで描いて
いなかったので、これは最後までしっかり描いて、単行本というカタチで発表したいですね。
■2006.06.06(火) 「盗作問題」
いや、オレでなくて(笑
最近のニュースで騒がれていた絵画の方です。 こうした事件が発覚するとマズ新聞などには
「盗作ととられても仕方が無い」などと、容疑者側としては不可抗力だったみたいに書かれていたりしますが、
盗作された側がハッキリと「盗作」と断定しているので是非はないワケであります。
しかしこうした騒ぎを目の当たりにすると、やはり漫画を仕事にしている当方としても身につまされる所は
少なからずある訳で、つい色々考えさせられてしまいますね。 音楽なんかでは他のアーティストの名曲を
カバーなどという商品展開があったりしますが(映画などでもリメイク作品がありますね)、こと漫画に限って
は全くと言っていい程そうした作品発表が行われていないからです。
創作とは言え必ずや何かしらかのヒントはある訳で、それをきっかけにして一気に一本の漫画に仕上げる
事は良くあります。 そのヒントとなった「きっかけ」が「盗んだ物」なのか「インスピレーションを与えてくれた
もの」なのか、やはり透明性がなくてはイカンなあと感じさせられました。
振り返ってみれば俺自身、前述した「カバー」の範疇に入る「オマージュ作品」を商業誌に発表した事が
あります。 「スリーメン・ハンティング」という短期集中連載の漫画で、これは友達の作家さんである清水 清さん
が以前描かれた読み切り作品の続きを、俺が勝手に考えて100P前後に纏めた物です。 勝手に・・・とは書きま
したが、モチロン清水氏ご本人には了解を得て、続きを創作、発表しましたのでくれぐれも誤解なさらない様に(^.^;
俺自身清水さんが描かれたその読み切りが好きだったので、再三に渡り(何てメーワクな)「続きは描かない
の?」とご本人に訊いたのですが、余りいろよいお返事が頂けなかった(笑)ので、「だったら俺が描くー」と、
ワガママを通させて頂いた次第です。 中にはワザと清水氏が読み切りで描いていた構図をそのまま流用させて
頂いたコマなどもあり、元の読み切りを知っている人には「ニヤリ」として貰えるんじゃないか、などとホクソエんで
おりました。
漫画を描いていると、少なからず「人様の作品に強いインスピレーションを受ける」事もあると思うのですが、
それを自作品に転換して発表するという作品展開ももっと漫画の世界にもあっていいと思うのです。
皆さんはどう思われるでしょうか。(注:あくまで「他の漫画を原作にした漫画」という商業誌レベルの話です。
