その32 「型〜注型=パーツ完成!」
<粘土埋め>
完成した胴体を粘土板に埋めていきます。
この上からシリコンを注ぎ硬化させる事に
よって、「型の半面」が出来上がるワケです
その後、型をひっくり返し粘土を剥がして、
離型剤を塗り、もう半面も流し込み硬化させ
れば、「二面型」の完成です。
<シリコン注入>
マズはパーツを薄く覆う「膜」を作ってエアー
ブラシをかけ、気泡を追い出します。 この作業
が充実する事によって、少なくともパーツ表面
近くの気泡はかなり抑えられるわけです。
・・・・、それにしてもこの状態・・・・・えろっ!!
<シリコン硬化待ち>
こうして注入が終わった型は硬化を待つべく安置。
下にまだ粘土が盛ってある型は半面が流し終わり、
粘土の無い型は両面が流し終わったものです。
ここまででシリコン20キロ位は使っています。
お・・・・重い!(笑
<注型>
両面流し終わったシリコンが完全に硬化したら
型の内側に「キャストの通り道」となるゲート、ガイド
抜け道を切ってやり「型の完成」となります!
完成した型にキャストを流し込み、キャストが硬化
したら型から、硬化して完成したパーツを丁寧に
取り出します。 写真は冨樫が生まれて初めて注型
した記念すべきパーツです(^.^
<パーツ完成!>
こちらがいわゆるファーストショットというやつです。
パーツの完成度合を入念にチェックし、隅々まで
キャストが行き渡っているかどうかを見ます。
まだ欠けているような場所があれば、再び型の
キャストの通り道を加工します。
今回は型の設計図には何ら問題は無かったのです
が、俺が彫った抜け道が不充分だったため、つま先
が欠けていました。 手伝ってくれた芭窮氏曰く、
「初めてでコレなら御の字」という事でしたので、非常
に幸先がいいです(^.^
スイッチブレイド主要メンバーである芭窮氏の全面協力の下、なんとか型の作業と注型も実践。
差し当たっては胴体の主だったパーツを抜くに至りました〜! 型に要したシリコンの量は30キロ
以上! これはコチラの予想外でした。 未だ完成していない型もあるので、これからシリコンを再
発注いたします。
原型を完成させて型を作っても、「いまひとつWFにキットを出展する」という実感が湧かなかった
のですが、実際に抜かれたパーツを目の当たりにしたら、突然「ガレキディーラーとしての自分」に
目覚めました(笑) 漫画では薄れてしまっていた「何かを創り出す」という感動を再認識いたしました。
いや〜、いいもんですね(^.^
これらのパーツは「完成見本品」を作るべく、別のメンバーの場所へ送り込まれる事になります。
製作には二週間前後を予定していますので、画像はしばしお待ちください。 肝心のWFでは「仮組
みされた段階」での展示になってしまうかと思います。 今後は年内のWHFに出展予定ですので、
そちらでは着色まで完成された見本品を展示できるかと。 完成したら真っ先に当HPにて公開い
たします。
で、量産体制へ。
取りあえず完成している四つの型で
商品にする5セットを抜きました。
現在、残り二つの型が硬化待ち、最後
の一つがもう半面なので、今日中に
完全な一セットを抜き終えるのは苦しい
かと。 シリコンはよ固まれ〜!
なんにせよデッカイ型を先にやっておいて
よかったっす。 いくつか抜いている内に
結構作業も飲み込めてきたので、そこそこ
スピードアップにも繋がっています(^.^
キャストはビージェイのノーマルキャストの
アイボリーを使っていますが、気持ちB液
を少なめにしているので、結構HGキャスト
っぽい白さがイイ感じです。
それにしてもこれらのパーツは、抜き終わっ
て一晩くらい経つと、さらに白くなっている様
な気がするのですが・・・。
ドコまで型が保つのか解かりませんが、まあ
差し当たっては目指せ15セットという事で。