その6 (肉付け 胴体)
 この時点で大きくパーツは頭、上半身、下半身に分かれているので、
作業もどれかを乾き待ちしている間違うパーツを作業という風に分けて
出来るようになりました。今までは大まかな形を作っていた粘土が固まって
いなかったので、それが出来なかったのです。

さて、おっぱいを乾燥させている間に腰周りの肉付けを行っていきました。
腰周りは僕が漫画でエロシーンを描く際一番ピントを合わせる事の多い
「こだわりの箇所」なので、ここは慎重にカタチを出していきます。

合わせて、露骨に開いている溝も粘土をパテ代わりにして埋めて行きます。

少しづつ、肉が盛られてきたのがお分りでしょうか? この時点でおしりから
股間にかけては大体カタチが決まりました、あとは上半身、ふとももです。
賢明な視聴者の方はもうお解りでしょう、人体の原型はこうした「複雑に連鎖
した曲面をひたすら盛り削りしながらなめらかにしていく作業」が、全体の七割
以上を占めているのです。 原型師の人達が尊敬される大きな理由の一つです。

僕の場合、あくまで「趣味」であるのと、モチーフが「自分のオリジナルである」
という二点で随分と精神的負担が軽減されていると言えます。

さて、ここからは暫く胴体の仕上げと、フィギュアの命とも言える「顔」の造型に
入っていきます。 ここまでで丸二日、あと8日足らず!